WFH テレワーク、在宅勤務の定義とは
プロジェクト名にも使っているWFHはWork from Homeで直訳的には在宅勤務が近いと思っていましたが、国内のニュースではテレワークと呼ばれる事が多いのが気になっておりました。
そこで、そのテレワークの用語の出所を少しだけ調べてみました。今更の話なので、それぞれの意味は理解出来ている前提で書きます。
WFHの方はWikipediaで既にTelecommutingの項目で説明するような構成なので、調べた途中でもう止めてしまいましたが、今回はテレワークデイズなどで働き方改革の旗を振っていた省庁の1つでもある総務省と厚生労働省のホームページ上の解説をもとに書いておきました。それぞれの省庁が立ち位置の違う事を言っているのかと言うと、そうでも無いと言う点も味わい深いです。
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ちなみに総務省には先にリンクを貼ったページ以外にガイドブックを配布しているサイトもあります。
日本でテレワークと報道された場合、そもそもの業務形態に立ち返る必要があり、「勤務型」と分類される業務形態の人々に対して、テレワークの手法として在宅勤務、モバイル勤務、サテライトオフィス勤務の3種類が紹介されているようです。文字通り在宅勤務の勤務場所は「自宅」となっておりまして、自宅以外の別荘とかで働く場合はモバイル勤務と呼ぶ感じになってしまうのでしょうか?
逆にそのモバイル勤務はかなり広範囲で「どこでも」OKと言う書き方にも見えます。そしてサテライトオフィスはシェアオフィスの利用も含まれているようですので、自宅以外で仕事をする場合は、モバイル勤務だが、その場所が会社が指定するサテライトオフィスであったり、提携しているコワーキングスペースで仕事をする場合はサテライトオフィス勤務と呼ぶ必要があるようです。
別にそこまで区分しなくても良かったのでは無いかと思ってしまうのですが、制度を作る企業としては在宅勤務なので、カフェの利用料は払いたくない、であったり、サテライトオフィスでの仕事を認可しているだけなので、自宅で家事をしながらなので、アウトプットが少なくなったと言ういいわけをさせない、とうがった見方をしてしまいそうな分類です。このあたりはWFHと同義と説明されている英語の意味の方が幅が広く、UKの使い方にあったFlexible Workという単語の通り、かなり柔軟性があるように感じました。
このあたりも雇用形態がジョブ型雇用なのか、メンバーシップ型雇用なのか?といった議論の際の根底に流れる前提条件の違いにも繋がるのかも知れません。
最後になりますが、今回使用したツールはMiroです。マインドマップとかのツール類は他にもありますが、比較的Miroは使いやすいと思って良く使ってます。